小学校から期末に配布される通知表、あゆみ。長女は今までずーっとオールB。
そんな通知表に今期初めてC評価が!通知表ってどんな仕組みなの?
今回は、その通知表の内容と評価が悪かった原因とその時家庭でした3つの対応をご紹介します。
小学校成績表(あゆみ)の評定基準
2020年度から新しい評価基準に変更された小学校の通知表。
各教科における評価は、集団内の位置付け=相対評価から、学習指導要領に示す各教科の目標や内容に照らして、一人ひとりの学習の状況を評価するも=絶対評価へ変化しています。
絶対評価のあゆみでオールBだった娘、Aがある子との違いは?
あゆみの評価が良い子との違い1:あいさつや言葉の話し方が違う
A評価ばかりのお友達は毎朝通学路を見守る大人にも大きな声で『おはようございます!』と元気に言えていたり、ふとした時の語彙(ごい)だったりと、育ちの良さを感じています。
長女は敬語が使えないし、心を許さない相手には笑わないし、ふとした時の言葉が『ヤバいじゃん』が多いんです。
小さな頃から色々話しているし、両親共に『ヤバい』なんて言葉使わないし…困ったものです。
あゆみの評価が良い子との違い2:できないことを『悔しい』と思わない
長女はテストで悪い点数でも、漢字検定に合格しなくても全く気にしません。
悪かった紙は捨てておしまい。今の時代、悪い事を引きずらない強さは必要なので伸ばしてあげたい部分てすが、これはちょっとダメ。
評価が良い周りのお子さんは何かできないと悔しいと思って一生懸命できるように努力をしています。
あゆみの評価が良い子との違い3:整理整頓が下手
長女は発達グレーさんの特徴で、目に入るに気を取られてしまう。
結果、片付けるべきものを手から話してしまうので片付けができない。物の住所が認識できない。
それなので、プリント類はまずなくす。国語のノートも使いかけでなくす→新しいものを使う→またなくす→古いノートが出てくる→使うと、2冊のノートにバラバラと記録している状態です。
あゆみの評価が良い子との違い4:やるべき事ができない
毎日の準備も頭の中で順序立てることができません。
1年生になった時から『お支度ボード』を作って使用しています。
長男は同じもので翌日の支度ができますが、長女はこの『お支度ボードをやる』事自体忘れてしまいます。
あゆみの評価が良い子との違い5:楽しくなるとルールを破る
普段はいい子なんです。だけど気持が上に動く時、テンションが上がる時に判断力が一切なくなってしまいます。
お友達との話が盛り上がって給食が運ばれて来た入れ物に足をかけたり…。
学校から毎日のようにお叱りの電話がありました。
持ち帰った小学生通知表(あゆみ)がC評価の原因は?
あゆみの評価が悪い原因1:宿題を捨てる
2年生に進級してから数ヶ月、毎週末の宿題とされている日記を書いている姿を見ていない。
あれれ?と思い問いただすと『めんどくさいから捨てたよ〜』と何の悪気もない様子。
宿題をやらない=あゆみの評価が下がることは間違いありません。
あゆみの評価が悪い原因2:やった宿題を提出しない
ランドセルを開けると丸が付いていない宿題を発見。
『あ、出すタイミングなかったわ~』と、これまた悪気もない様子。
宿題を提出しない=宿題をやってこなかったことと同じ評価で、こちらも評価が下がる原因の一つでした。
あゆみのが悪い原因3:宿題は答えを書き写す
横浜市の公立小学校の宿題のプリントは、各家庭で丸付けをすることが前提なので両面印刷で裏に答えが印刷された状態で配布されるんです。
長女は裏の回答を丸写ししていたので、算数のプリントで1段づつ答えがズレる珍回答が発生していました。
あゆみの評価が悪い原因4:上から目線で偉そう
お友達との関係がうまくいかず、毎年毎年トラブルを起こす長女。
1年生の頃はスルーされていたことですが、2年生になり周りの子も成長するにあたり『発言の一発目から当たりが強い』と校長直々にお叱りを受けてしまいました。
悪いところが目立ち始めた娘への対処法
悪いことが目立ち始めてしまった小学生の長女。
そんな長女にイライラさせられて親が子供に強く当たってしまうこともありました。
でもそれでは何も解決はしませんでした。
その後、少しづつ長女の生活が前向きに回り始めたときの対処法は以下になります。
あゆみC評価で見直したこと1:『小学生』がパパとママで言うお仕事である事を伝える
今までなぜ学校に行くか、と言う理由を説明したことがありませんでした。
この機会にじっくりと、長女に小学校になぜ行くのかを説明してみました。
のんびり屋な長女は、周りとのスピード感に付いていけていないので『自分で頑張ってみる。
頑張れなかったら一人で悩まないで早めに大人に相談する』ことを伝えています。
あゆみC評価で見直したこと2:先の事ではなく目の前の事を考えさせる
この宿題が終わったら〇〇をしよう、と楽しい予定を後に入れてしまうと1分1秒でも早く楽しいことがしたいために目の前のことをいい加減に終わらせてしまう長女。
あとのご褒美方式は彼女には向いていなかったので、タスクを洗い出し時間に余裕があれば先に楽しいことをかじってみる。
例えばおやつを食べたい、なんて気持ちがあったとき。先に半分食べてから、宿題を終わらせてから残りを食べる。
遊びに行きたいときは17時までに帰ることを約束して帰ってきてから宿題を終わらせる。
先に楽しんだ後なので、少しは集中してやるべきことをやってくれている、と思います。
あゆみC評価で見直したこと3:たくさん話す時間、本を読む時間を作る
我が家は5人家族、自慢ですがみんなとても仲良しです。
全員が全員、オープンな性格なのでその日にあったことを次々と話してくれます。
みんな『自分が自分が!』と話し出すので長女が話題を出すチャンスがなかなか回ってきません。
ママは聞き役・交通整理役に徹して長女の気持ちを発言する順番が回るように心がけています。
ちょっと引き気味でママと一緒に聞き役をしてくれていた長女でしたが、自分が発言する順番が多めに回ってくることで、長女の考え方がよく見えてこれは良いチャンスでした。
また、本を読む時間を意識的に作るようにしました。小学生になってからずっとチャレンジタッチを受講しているので、タッチ内で読める電子書籍を月に数冊読むよう伝え、少しづつ本が読めるようになってきています。
まとめ:あゆみのC評価は生活を見直す良いチャンスでした
見たこともないあゆみのC評価に衝撃を受けた日から数日。
あゆみのC評価のおかげで、長女の生活を見直すことができて良いサイクルに入れたと感じています。
オールB評価だったら気がつかなかったこともC評価のおかげで見直す良い機会でした!
お子さんの通知表の評価が悪いご家庭の方、ぜひお子さんと向かいあう良い機会にしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!