【退職回避経験者が伝える】小1の壁で退職をして後悔しないために。入学前から出来る小1の壁対策

小1の壁で退職をして後悔しないために。入学前から出来る小1の壁対策 子供
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小学校入学は、働く親にとって大きな分岐点です。

保育園とは異なる時間制約や環境の変化に、退職を余儀なくされることもありますよね。

筆者も長女が小学校入学時に小1の壁にぶつかった保護者の一人です。

結論『退職をしないで良かった』と考えている私が行った対策をまとめています。

この記事でわかること
  • 小1の壁ってどんなことがあるの?
  • 小1の壁の対策として何をしたの?
  • その判断は後悔していない?
  1. 小1の壁で直面する具体的な課題
    1. 小1の壁①保育園との決定的な時間差
    2. 小1の壁②学童保育の厳しい現実
    3. 小1の壁③増える学校行事と保護者の負担
    4. 小1の壁④毎日の学校の準備や宿題の面倒を見ること
    5. 小1の壁⑤夏休み・冬休み・春休みなどの長期休暇
    6. 小1の壁⑥学級閉鎖など突発的な休みが発生する
  2. 小1の壁を乗り越えるために、実際にやってよかったことと必要なかったこと
    1. 小1の壁対策①保育園との決定的な時間差への解決策
      1. 保育園との時間差解決のために対策して良かったこと
      2. 保育園との時間差解決のために対策して効果が微妙だったこと
    2. 小1の壁対策②学童保育の入所難への解決策
      1. 学童保育の入所難解決のために対策して良かったこと
      2. 学童保育の入所難解決のために対策して微妙だったこと
    3. 小1の壁対策③学校行事と保護者の負担軽減策
      1. 学校行事と保護者の負担軽減のために対策して良かったこと
      2. 学校行事と保護者の負担軽減のために対策して効果が微妙だったこと
    4. 小1の壁対策④毎日の学校の準備や宿題のサポート
      1. 毎日の学校の準備や宿題のサポートの対策をして良かったこと
      2. 毎日の学校の準備や宿題のサポートの対策をして効果が微妙だったこと
    5. 小1の壁対策⑤夏休み・冬休み・春休みなどの長期休暇問題の解決策
      1. 長期休暇の対策をして良かったこと
      2. 長期休暇の対策をして効果が微妙だったこと
    6. 小1の壁対策⑥学級閉鎖など突発的な休みが発生することの解決策
      1. 突発的な休み対策をして良かったこと
      2. 突発的な休み対策をして効果が微妙だったこと
    7. 小1の壁対策まとめ

小1の壁で直面する具体的な課題

小1の壁の対策をする前に。

まずは小1の壁と言われる問題点と、実際問題になったことを洗い出してみます。

小1の壁①保育園との決定的な時間差

保育園は延長保育で20時頃までの保育が可能でしたが、小学校は15時前後に下校。

働く私たちにとって、この時間ギャップが一番の問題でした。

小1の壁②学童保育の厳しい現実

2024年、約1万6000人の児童が学童保育に入れない状況とされています。

地域によっては、希望しても入所できないケースが深刻化しています。

横浜市の公立小学校には『放課後キッズクラブ』が併設されていて、学童保育を確保できない問題はなかったのですが

保育園と比較してしまうと、預ける時間は短くなってしまうので完璧ではありません。

小1の壁③増える学校行事と保護者の負担

平日の授業参観やPTA活動、登下校時の旗振り当番など、学校からの参加要請が急増します。

PTAや学校の活動の参加は任意であることが大前提ですが、保護者が参加しないと子供が可哀想な場面が多々あります。

カメーヌ
カメーヌ

学校側も配慮はしてくれていますが、子供同士の会話でどうしても避けられない状況があります。保育園はイベントを土日に設定してくれていたので、本当にありがたみがわかります・・・

小1の壁④毎日の学校の準備や宿題の面倒を見ること

小学校に入学して、保育園時代と別の習慣ができます。

  1. 体操着やランチョンマットなど汚れものの入れ替え
  2. 翌日の授業の準備。教科書・ノートを揃える。
  3. 宿題をする(保護者が丸付けをしてサインをする)
  4. 音読をする(保護者が音読カードにサインをする)

小学校低学年、できることはとても多いですが、まだまだ子供です。

一度自分の力で行動させて、後からそっと見直しをしてあげることが大切になるんですよね。

カメーヌ
カメーヌ

忙しいって口にしてはいけないとわかっているけど、子供を『待つ』時間が増えてしまいます。

小1の壁⑤夏休み・冬休み・春休みなどの長期休暇

まず、長期休暇の問題点は3点。

  1. 学童保育の開始時間が遅いこと
  2. お弁当の準備(特に夏)
  3. 学童保育と自宅の往復で宿題を終わらせるためのスケジュール管理

長期休暇を前提に準備された宿題。

学童保育に通う子供が平日の夕方と土日のみで完了させることはとっても難しい問題です。

小1の壁⑥学級閉鎖など突発的な休みが発生する

保育園では感染症が流行っても閉園はしないですよね。(コロナの時はやりましたね)

小学校ではクラスの約2割が感染症でお休みをすると強制的に学級閉鎖になってしまいます。

35人クラスだと7人休めば学級閉鎖になるので、インフルエンザシーズンには結構頻発するんです。

小1の壁を乗り越えるために、実際にやってよかったことと必要なかったこと

事前に小1の壁について、同じ保育園のママから聞く機会がありました。

以下、わが家が行った対策とその対策が良かったか悪かったかまとめます。

横浜市の公立小学校に行く子供です。

小1の壁対策①保育園との決定的な時間差への解決策

保育園との決定的な時間差への解決策
問題点

朝の問題:子供を見送ってからだと出社時間に間に合わない

夕方の問題:学校の終わりの時間に帰宅することができない

保育園との時間差解決のために対策して良かったこと

勤め先企業の制度活用

  • 時短勤務の利用・延長
  • 在宅勤務ができるように調整
  • フレックスタイムで出社時間を変更

学童保育を最大限に活用する

  • 延長保育が可能か調べ、必要であれば登録を済ませる
  • 朝と夕方の最長預かり時間を確認する
  • 長期休暇や学級閉鎖などの期間に預かってくれるか確認をする
  • 1か所の学童保育だけでカバーできなければ、複数の学童保育を利用する

保育園との時間差解決のために対策して効果が微妙だったこと

ファミリーサポート制度

  • 説明会に参加、預ける日程を調整するなど働く保護者向けの仕組みではなかった
  • 平日の放課後だけ頼る、といった使い方をするにも登録の敷居が高い
  • 預ける相手がボランティアさん。相性がある。

夫婦の祖父母に手伝い要請

  • 祖父母は私たち夫婦の両親。小学生のモンスター体力に付き合わせるには申し訳ない
  • 子供たちが甘やかされてわがままになっていく
  • 家族全員で作った『家庭のルール』が徐々に壊されていく

小1の壁対策②学童保育の入所難への解決策

学童保育の入所難への解決策

放課後の居場所確保が深刻な問題となっていますよね。

コロナの出始めの頃、キッズクラブが閉鎖されてしまい急遽民間の学童保育を探すことに。

ここで初めて学童保育の入所難を感じました。

学童保育の入所難解決のために対策して良かったこと

民間学童の活用

  • 送迎付き放課後スクール
  • 短期契約またはスポット利用が可能な学童保育

学童保育の入所難解決のために対策して微妙だったこと

習い事を学童代わりに活用する

  • 習い事まで空き時間ができてしまう
  • くもんは空き時間がなくてよかったが、宿題を持ち帰ることが本人の苦痛だった
  • 複数の習い事を組み合わせて時間を管理しても子供が覚えていられなかった

小1の壁対策③学校行事と保護者の負担軽減策

学校行事と保護者の負担軽減策
問題点
  • 平日の授業参観やPTA活動、登下校時の旗振り当番など、学校からの参加要請が急増する。
  • PTAや学校の活動の参加は任意であることが大前提だが、保護者が参加しないと子供が可哀想な場面が多々ある。

学校行事と保護者の負担軽減のために対策して良かったこと

PTA活動の参加を控えめに

  • 役員を避ける
  • 積極的にボランティアに手を上げる
  • 他の保護者と協力して仕事分担をする

学校行事について先生に相談する

  • どうしても参加できない場合は、事前に先生に相談し、代替案を提案する
  • 子供の様子を先生に聞く

他の保護者と情報共有をする

  • 日常のクラスの様子を情報交換をする

学校行事と保護者の負担軽減のために対策して効果が微妙だったこと

PTA役員を積極的に引き受ける

  • 時間的な負担が大きい
  • 仕事との両立が難しい

家庭が最優先と割り切って全ての学校行事に参加する

  • 仕事のしわ寄せが後から来て大変なことになった

小1の壁対策④毎日の学校の準備や宿題のサポート

毎日の学校の準備や宿題のサポート
問題点

小学校に入学して、保育園時代と別の習慣ができる。

  • 体操着やランチョンマットなど汚れものの入れ替え
  • 翌日の授業の準備。教科書・ノートを揃える。
  • 宿題をする(保護者が丸付けをしてサインをする)
  • 音読をする(保護者が音読カードにサインをする)

毎日の学校の準備や宿題のサポートの対策をして良かったこと

子供にできることは自分でさせる

  • できる範囲で自分で準備させる
  • 少しずつ自立を促す

一緒に準備をする時間を作る

  • 親子で一緒に準備することでコミュニケーションをとる
  • 子供の気持ちを理解する
  • 忘れ物を防ぐ意味もある

ルーティンワークを作る

  • 毎日同じ時間に同じことをする
  • 子供が自分でできるようになるまで根気強くサポートする

おしたくボードを作る

  • やらなければいけない事を可視化する
  • 終わったこと、終わっていないことを可視化する

毎日の学校の準備や宿題のサポートの対策をして効果が微妙だったこと

完璧を求めすぎる

  • 子供は完璧ではないことを理解する
  • 子供のペースに合わせてサポートする

怒ってしまう

  • 子供のやる気をなくしてしまう
  • 子供からお友だちへの言い方に影響してしまう
  • 根気強く励ます

小1の壁対策⑤夏休み・冬休み・春休みなどの長期休暇問題の解決策

夏休み・冬休み・春休みなどの長期休暇
問題点
  • 学童保育の開始時間が遅いこと
  • お弁当の準備(特に夏)
  • 学童保育と自宅の往復で宿題を終わらせるためのスケジュール管理
  • 長期休暇を前提に準備された宿題

長期休暇の対策をして良かったこと

長期休暇中のスケジュールを立てる

  • 毎日のスケジュールを決め、子供と一緒に確認する
  • 自由時間も確保する
  • スケジュール通りに進まなかった為、リカバリー日を用意する

習い事を活用する

  • 長期休暇限定の習い事で時間を潰す
  • キャンプなど野外の経験をさせられて良かった

近所の子供と遊ぶ

  • 同じ学校の子供や年齢が近い子供など集めて遊ぶ

図書館を利用する

  • 空調が整った部屋で読書をさせる

地域のイベントに参加する

  • 年齢に合ったイベントが多数開催されるので、行政のホームページや地域の地区センターに行ってイベントを確認する

長期休暇の対策をして効果が微妙だったこと

  • 自宅でずっと勉強させる
    • 子供が飽きてしまう
    • ストレスが溜まってしまう

小1の壁対策⑥学級閉鎖など突発的な休みが発生することの解決策

学級閉鎖など突発的な休みが発生することの解決策
問題点

保育園では感染症が流行っても閉園はしないが、小学校ではクラスの約2割が感染症でお休みをすると強制的に学級閉鎖になる。

突発的な休み対策をして良かったこと

事前に準備しておく

  • 非常食や日用品を準備しておく
  • アレクサやキッズケータイなど、使える家電は導入しておく
  • オンライン学習の環境を整える

仕事の融通を利かせる

  • 在宅勤務や時短勤務を利用する

突発的な休み対策をして効果が微妙だったこと

保護者同士で子供の預かりあいをする

  • 誰かひとりの負担が増えることになるので、これは絶対NGでした!

小1の壁対策まとめ

色々実践をして今の形に落ち着きましたが、有効だったことを3つに絞ると

  • 時短勤務・在宅勤務が柔軟にできる職場に転職した
  • キッズケータイや子供が自宅にいて安全に過ごせるツールを導入した
  • 入学前から放課後キッズクラブや学童保育を洗い出し、預け先を確保していた

以上の3つになります。

本当、転職して良かったです・・・。

2024年11月からは風の時代が始まりました。今までより少し柔軟に考えて、子供も自分もみんなハッピーに過ごせたら良いですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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