小学校のPTAが死ぬほど嫌。入らないといじめられる?校長と話し合い参加を決めた理由

小学校のPTAが死ぬほどいや。入らないといじめられる? 子供
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小学校PTAに参加の義務がない、と言う事実は令和に入り広く知れ渡ってきた事実です。

それでも、未だに古い考え方のPTAが存在することも確かなこと。

できることなら小学校のPTAに入りたくない、PTAが死ぬほど嫌!と考えていたわが家が、学校長を含めて話し合いをした記録をお伝えさせていただきます。

この記事でわかること
  • 小学校のPTA加入が義務ではないって本当?
  • なぜ小学校のPTAに入りたくないの?
  • PTAに入らないといじめられるの?

PTAって何?参加は義務なのか?

PTAがどんなものか、イメージがつかめないパパやママも多いですよね。参加は義務ではなく任意加入である団体です。

入退会は自由
PTAは入会、退会ともに自由な任意加入の団体です。
自動入会、全員加入が行われているケースもありますが、PTAへの任意加入が広く周知・認知されてくる中で、これからは「入退会が自由であること」を前提とした運営が必要になります。
すなわち、入会しない保護者や教職員がいることも前提として考える必要があります。

引用元:一般社団法人全国PTA連絡協議会

全国PTA連絡協議会も明言しているので、PTA加入は任意であることに変わりはないでしょう。

小学校のPTAが死ぬほど嫌。関わりたくない理由【体験談】

PTAに良いイメージを持たず考えている様子

横浜市の公立小学校入学時にPTA活動について抱いた不信感と、不信感を解消した経緯をお伝えします。

PTAをやりたくない理由①PTAの良いうわさがなかった

うわさ話を信じる事は良しとしませんが、悪いうわさばかり耳に入るとあまり良い印象ではありませんよね。

出所がわからないうわさ話ですが、いろいろな立場のママさんとお話をするとみなさんおおむね同じうわさ話を認識していました。

PTAをやりたくない理由②入学式でPTA関係者の印象が悪かった

小学校の入学式当日、PTA役員のママが1年生保護者の前に立ちPTA活動について説明する時間がありました。

ちょっととげのある言い方で『PTAがないと、円滑に学校生活が送れないので。』と。

PTAの活動内容や、前年の活動報告はありましたがPTA参加が任意である旨の説明は一切なし。

『任意です』の一言があれば印象も大きく変わっていたのですが・・・。

教育現場のお手伝いをしている、素晴らしい方であることはわかったので、もう少し広く理解を求められるような説明があってもいいのにな、と思いました。

PTAをやりたくない理由③PTA加入費用が自動引き落としになっていた

PTAの会費なんて年間で千円ちょっとの、ほんの微々たる額です。学校運営に必要なお金なら喜んでお支払いします

でも、納得した上でお支払いをしたかったんです。会費を納めた=納得してPTAに加入した、と理解されてゴタゴタに巻き込まれる事も嫌でした。

PTAをやりたくない理由④学校に問い合わせた時の対応が悪かった

PTA会費が自動引き落としになっていたことを、学校に問い合わせを行いました。以下の内容を問い合わせしました。

校長
校長

わが校伝統のPTAです。強制ではありませんので加入の意志がない方は個別にご連絡いただければ対応します。

カメーヌ
カメーヌ

加入の意志のある人が申し出た方が意思確認になりませんか?加入しません、と言い出す事で子供たちが受けるデメリットもわかりませんし・・・

校長
校長

圧倒的に加入する家庭数の方が多いですし、今まで誰も問題にしなかったので、このままで良いでしょう。

PTAに入らないとどうなる?疑問を関係者に確認しました

校長からの回答をそのまま受け止めて、後々保護者間でトラブルになる事が本当に怖かったんです。

わが家は共働きなので参加してもPTA活動に参加できず、ママ友に悪口を言われるのは面倒。

それだけならまだしも、子供がいじめられてはいけません。

PTAの活動について行政へ確認

入学した小学校が横浜市立の小学校だったので、横浜市へ確認をしてみました。

横浜市からの回答
  • PTAは任意加入の団体
  • 学校は各家庭のPTA加入の意志を確認する必要がある
  • PTAに未加入だからと言って、学校生活に不利になることがあってはならない

ネットで調べた情報と同じ内容で返答が返ってきました。一度行政から小学校に一報を入れていただいた後、小学校とも確認の場を設けました。

PTAの活動について小学校に確認

学校からの正式な回答
  • PTA活動の説明が不十分だったことをお詫びする
  • 今後は未加入家庭に申し出て貰うのではなく全家庭に加入の意志を問うことにする
  • 手続きが煩雑なので年度途中の加入・脱退は避けて貰う
    ※本当はNGなのですが、事務手続きが大変との理由があるそうです。
  • PTA関連の書類は学校のアプリ又は全校児童に平等に行い、児童間で加入・未加入がわからないように徹底する
  • 初めてPTAに関する意見が上がったので時代を考慮した上で今後はPTAの廃止・外注化を含めて慎重に検討したい
  • 役員をやらなければいけない、と言うルールは一切ない。参加できる場面だけで良いので参加して貰う集まり。もう少しオープンにPTA活動が出来ていればこの誤解が生じなかっただろう。

上記の回答をいただきました。

PTA超やりたくない!PTA超めんどくさい!

そんなうわさは学校側も把握していたのですが、直接言ってきた保護者が初めてだったので驚いたそうです。

学校側も 保護者うざい!保護者めんどくさい!と思ったんでしょうね・・・。

PTAに参加する?できない理由は?我が家が出した結論

結論、参加できるイベントはお手伝いをする、参加できない時は無理をしない、と言う意志を伝えて参加を決めました。

PTAはいじめがひどい?

PTAに入っても入らなくても、子供がいじめに遭うことはないと確認がとれました。

保護者間でのいじめは、PTAの参加の有無に関わらずあるようでした・・・。

PTAやらない理由は?

何が嫌でPTAに参加したくないのか書き出してみました。

PTAに参加するデメリット

  • 保護者の関係がめんどくさい
  • ママ友関係が嫌い
  • 忙しいから時間を捻出できない

PTAに参加するメリット

  • 子供の教育に間接的に関わることができる
  • 学校の手が回らない事を助けることが出来る
  • 苦手な保護者間の関係を学べる機会になる

そんなメリット・デメリットがある中で先ほどお伝えした通り、『参加できる範囲で参加をする』ことを決めました。

関係者とやりとりをするうちに、忙しい時間を割いて子供たちのために尽力している人がいる事を知ったことが
参加する最後の決め手になりました。

ママ友大嫌い!PTAなんて参加しないわ。そんな女性の考え方

PTAに入らないことを決めたママ
PTAに入らないことを決めたキャリアウーマンの友人のはなし

子供の学校は違いますが、私の親友は絶対にPTAに入らないと決めているバリバリのキャリアウーマンです。

一言で表現すると 強い女性です。いつも背筋がピンとしていて本当に美しいのです。

自分の友達=友達。ママ友なんて不要!

『子供の友達の親は自分の友達なの?違うでしょ?』子供が小さな時から、この感覚をずっと持っている親友。

子供が小学校に上がった後もPTAには参加せず、学校行事の参加も最低限で済ませています。

PTAに参加せず、ママ友を作らなくてもうまく過ごせる秘訣

20年以上、彼女と付き合っていてわかっていること。

それは、彼女は自分の信念は貫き通すが周りの人をとても大切に扱うと言うこと。

PTAに入らなくても周囲と円滑に進められる友人の見習いたい点を挙げてみます。

PTAに参加しなくてもうまく過ごす彼女の行動
  • PTAや学校行事不参加の理由を求められた際、『忙しい』を理由にしない
    →自分だけが忙しい、と考える感覚がない。『都合が悪く』と極力濁してお断りしている
  • 人に感謝を忘れない
    →PTAに参加できない=PTAを否定するわけではなく、活動している人に感謝の気持ちを持っている
  • いつも笑顔で誰にでもあいさつをする
    →この振る舞いが、深い話をするわけでもない人にも良い印象を与えています
  • 人やモノの悪口を絶対に言わない

PTAに参加しないでも子供の学校生活を保護者も一緒に楽しんでいる

そんな彼女は、PTA活動に一切参加しなくても子供がいじめられることもなく、本人も面倒なママ友関係に悩むことなく悠々自適な生活を満喫しています。

もめ事を起こさずPTAをお断りする方法

忙しいから』ではなく、PTAで活躍している人々への感謝を伝えた上で不参加である旨を上手に伝えられると良いですね。

Face to Face、書面ではなく直接お会いして話すとこじれずうまく伝えられると感じました。

メールや書面だとちょっとしたニュアンスが異なって余計なトラブルにつながるかもしれないので、おすすめはしません。

小学校のPTAが死ぬほど嫌。入らないといじめられる?校長と話し合い参加を決めた理由まとめ

PTAが死ぬほど嫌で、納得する答えを関係各所に確認するところから始めました。

わが家はPTAに参加するか、しないかの話し合いをする中で多くの人と関わり子供の事を考えている素敵なママたちがいる事を知り可能な範囲でPTAに参加しています。

みなさんも、ご家庭で抱え込むのではなく周りとの関係でベストな状態が見つかりますように。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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