小学生のお子さんを持つパパ・ママさん。子供が小学校のクラスに馴染めていないのではないか?馴染めていないどころかいじめられているのではないか?そう不安になることはありませんか?
うちの長女は小学校に馴染めていない子でした。しかし、子供にとっての最良を探す事で毎日楽しく学校に通えるようになりました。
一人でも、悲しい思いをするお子さんとパパ・ママが減るように実体験を記録に残します。
我が子が学校に馴染めていないと気が付いた違和感
良く言うと芯が強く自己肯定感が高い、平たく言うと気が強く自己主張が強い長女。
気が強くても周りの人に気遣いができ、笑顔を絶やさない娘にどこかいつもと違う雰囲気を感じていました。
なんとなく違和感は『楽しかったよ』の作り話が、明らかな嘘だったのでクラスに馴染めていないのではないかと確信しました。
なぜ新しいクラスに馴染めていないか、子供と話して見えたこと
ここで私が一番注意をした点は、子供の自尊心を傷付けないように話を持ちかけたことです。
急にクラスにクラスに馴染めないの?と聞いたところで、子供が自分の居場所が見つからない事を卑下することは避けたかったんです。
他愛のない話から、一番仲の良いお友達は誰?など、少しづつ話を進めて状況を把握していきました。
新しい環境に慣れない
小学生になったばかりの新しい環境。保育園では自由に動き回っていたのに、登校したら自分の席があり決まった場所で1日の大半を過ごす。この環境に慣れにくく疲れを感じていました。
横浜市の公立小学校も、このような事が起こる事を想定して5月末位まではしっかりとした授業は行わず環境に慣れる為のカリキュラムが用意されています。しかし、その準備期間だけでは不十分だったようです。
新しい友達ばかりで話しかけにくい
幼稚園卒のお友達グループもある中で、35人のうち知り合いが誰も居ない中からスタートしたことは大変だったようです。
『1年生』や『〇年生』と言われることが負担になっている
1年生ならできるよね!と、大人が応援する意味でかけていた言葉を
『もう小学校1年生だから、大人を頼っちゃいけないんだ』
と解釈したようで心がガチガチに緊張していました。
特定の子が意地悪を言ってくる
ここに書くことも嫌な、本当にくだらない、ネガティブな言葉を毎日あの手この手で言ってくる特定の子がいました。
その件は日頃から話題には出ていたので学校へは報告し、担任の先生も認識していて仲裁に入って貰っていましたが、意地悪は止めて貰えずどうしたら良いかわからなくなっていました。
学校に行くことが楽しみではない娘に伝えたたった一つのこと
自分らしくでいい。
何でこの言葉を日頃からかけてあげられなかったのか、問題が起こってから気が付きました。頑張ってね!ではなかったんです。
あなたは、あなた一人しかいないから自分らしくでいい。自分を大切にしてね、と日頃から伝えておくべきでした。
娘が見つけた解決策
今日伝えて明日解決、とは行きませんでしたが長女が学校に通う際まずは
『自分軸』で周りを見て、『快か不快か』を感じて
『不快』をなるべく避けるように
教えました。
クラスに馴染むより先に私ワールド全開、我が道を行く
徐々に長女の行動に変化が出て、良い方向に回ってきました。
小学校のクラスに馴染めなくなる前に伝えておけばよかったこと
小学校のクラスに馴染むのではなく、自分が『不快』と感じたらその場から逃げたっていい。
小学校のクラスに馴染めないなら、自分が長く『快』で居られるように過ごせばいい。
あなたは他人の誰でもないのだから、先ずは自分を大切にして。
自分を大切に出来たら周りの人も大切に出来るから。
この事を、今は子供たち全員に伝えています。
子供たちに伝える時はもっとふわっと、嫌な感じがしたら逃げてOK、逃げられなかったら一番楽しい事考えてみて。と伝えています。
小学校のクラスに馴染めない?親が感じた違和感と子供に伝えたことまとめ
子供のちょっとした変化に気が付いた時。
責めるわけでもなく、解決策を提案するでもなく、子供がどうあると楽か教えてあげてください。
クラスに馴染めなくても何も問題じゃない!
あなたは他人の誰でもないのだから、先ずは自分を大切にして。
自分を大切に出来たら周りの人も大切に出来るから。
この言葉を、クラスに馴染めず悩んでいるお子さんに伝えてあげてください。
今日も明日も、一人でも多くの子供が楽しく学校に通えますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。