私たち大人の生活にも欠かせないものとなったスマートフォン。子供にスマホを持たせるか、お悩みではないでしょうか。
この記事では小学校1年生の時スマホを持たせて失敗したママの失敗内容をご紹介しています。スマホを上手に使っている子もいますが、失敗する子供がいると言う事実を知っていただけると嬉しいです。
小学生のスマホ所持率はどれくらい?
学年別でどれくらいの割合の子供がスマホを所有しているか調べたところ、企業が調査したデータが見つかりました。
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小学生のスマホ所持率:関東1都6県を対象としたデータ
学年 | スマートフォン | キッズケータイ | 携帯電話未所有 |
1年生 | 8% | 8% | 83% |
2年生 | 16% | 8% | 75% |
3年生 | 31% | 15% | 55% |
4年生 | 17% | 21% | 61% |
5年生 | 42% | 19% | 39% |
6年生 | 65% | 9% | 25% |
上記はNTTドコモ モバイル社会研究所が2003年11月に調査したデータです。
このデータから見ると、1クラス30人程度だと仮定すると小学校1年生の時にはクラスに2~3人、4年生の時点でクラスに5人程度がスマートフォンを持っていると言う結果になりますよね。
小学生のスマホ所持率:横浜市立小学校に通う体感
では、横浜市の特定の区の小学校を例にお伝えします。
長女の通う公立小学校と近隣の小学校、見聞きする範囲でお伝えすると小学校1年生の段階でクラスの1/3がスマートフォンを所持しているように感じました。
1年生の時からタブレットで学習を行いますが、自分のスマホがある子は同じGoogleアカウントを使って授業の内容を見てきてね、とアナウンスがあるほどです。
この地域によるスマートフォン所持率の違いは、地域の特性やその地域に集まるご家庭の考え方も大きく変わってくるのではないか、と想像できます。
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小学生がスマホを持つようになったきっかけは?
小学生のスマホを持つようになったきっかけの1番は、一人で行動する機会が増えた、行動範囲が広がったなどがあります。
わが家がスマホを持たせるようになったきっかけも一人で遊びに出かけて連絡が取れず困ったことがきっかけでした。
小学生にスマホを持たせて後悔したこと
スマホのGPS機能を使い、子供の居場所がわかるようになり安心になった反面、まったく考えてもいなかったデメリットが多くありました。
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スマホを持たせて後悔1:スマホ依存になった
スマホを使用するにあたり、ルールを決めて持たせました。しかし相手は小学校低学年。決められたルールよりその場での自分の楽しさの方がずっと上。ルールを破りこっそりとスマホを見ることが増えていました。
スマホ依存だなと思った決定的な出来事が、休日の明け方にスマホを見ていたことです。いつもならゆっくり寝ている土日。スマホを見ることを目的に3時過ぎに起きてこっそりリビングでスマホを見ていると言うことがありました。
スマホを持たせて後悔2:予定を決めて実行することができない
パパ・ママ世代が小学生の頃は、学校で遊ぶ約束をして待ち合わせ時間に待ち合わせ場所に向かう、と言うスケジュールが一般的だったかと思います。しかし、スマホを手にした今の小学校低学年はそれができないんです。
LINEが来たから遊びに行く、待ち合わせ場所と時間はスマホで連絡が来る、と言ったその場での約束が中心になっていました。
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スマホを持たせて後悔3:アプリを勝手にダウンロードしてアプリ内課金をした
一応は子供仕様に設定して、容易にアプリを落とせないように設定していたんです。それでも、設定の目をくぐって広告が多く出る海外のパズルアプリをダウンロード。
しかもそのアプリ内でしっかり課金してアイテムを買われてしまいました。
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スマホを持たせて後悔4:外で遊んでもスマホを見ている
友達と公園で遊んでくるー!と出かけた長女。用事があり公園の脇を通ると、そこに居たお友達数名がバラバラに自分のスマホを見ている光景がありました。
小学校低学年のうちはお勉強ではなく社会性を学んで欲しいと願うわが家には、ちょっと悲しく感じてしまいました。
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スマホを持たせて後悔5:LINEの使い方がとにかく悪い
まだ相手の気持が考えにくく、自分本位の小さな子供。LINEは絶対ダメです。暴言も当り前、LINEグループで無視、人を煽るようなスタンプ。
大人でもFace to Feceではない文字のやり取りには気を使うのに、気づかいが未熟な小学生にはトラブルの原因にしかなりませんでした。
スマホを持たせて後悔した後どうした?
ケース1:スマホ使用のルールを再教育して使用を継続した
お友達のご家庭は、多少のトラブルも社会経験と割り切っているご家庭。スマホのルールを指導し直してスマホの使用を継続しています。
よくトラブルに巻き込まれていますが、前向きないい子なのできちんとトラブルは解決できているようです。
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ケース2:スマホを解約してキッズケータイに変更した
わが家のケースです。色々考えた結果スマホを解約し、キッズケータイを持たせることにしました。
その当時はドコモかau回線を使用する専用のキッズケータイしか出回っていなかったのですが、今はみまもり機能が充実したキッズケータイ「Hamic」
月額1100円なのに専用の通話アプリから通話すると電話料金が無料!今使っているキッズケータイが壊れたらこのスマホに変更しますわ。
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ケース3:スマホを解約し、連絡が取れるものを取り上げた
スマホを持たせるきっかけが、子供の居場所の確認ができればいいと言うお友達の家庭。
月額料金がかからない安価な3000円程度のスマートタグを子供のランドセルと家の鍵に付けています。
元々が『子供の居場所を確認したい』と言う思いからのスマホ所持であれば、スマートタグで十分ですよね。3000円程度で固定費もかからなければ1ヵ月500円として、半年お試ししてみるのもありではないでしょうか?
ケース4:スマホを解約してもいじめが続き引っ越しをした
スマホの連絡に返信をしなかったと言うきっかけで始まった仲間外れ。最初はただの仲間外れが徐々に拡大し、スマホを持つ子持たない子関係なく無視をするいじめになってしまいました。
何度か話し合いの場が設けられましたが、ご両親も疲弊して関係者に会いたくないと言う理由で転居を伴う転校をしてしまいました。
小学生でスマホデビューはまだ早い?スマホを持たせて後悔したこと5つまとめ
スマホは便利で生活に欠かせませんが、幼少期に多少面倒なことを経験して育った大人が使うから良いもの。
まだまだ成長途中、これから大人になる小学校低学年のうちにスマホを持たせることは、メリットよりデメリットの方が比ではないくらい大きかったと感じています。
2024年の子供との通信手段を調べていると、格安で安心のキッズスマホがあるとわかりました。
子供のスマホ所持を悩んでいる保護者の方の参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m