小学生のLINEは怖い。暴言やいじめ、仲間外れ。わが家が経験したLINEトラブルと解決策

子供にLINEはNG 子供
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私たちの生活に欠かせない存在になっているLINE。

LINEを小学生の子供が使いたいと言い出したら?

企業の公式LINEを運用する筆者が、実際に小学生の娘にLINE使用の許可をして、トラブル続きだった事例をご紹介します。

子供にLINEを許可するか悩むあなたの参考になれば嬉しいです。

この記事でわかること
  • LINEは何歳から使えるんだろう?
  • 小学生のLINEトラブルはどんなもの?
  • LINEトラブルを防ぐためにどう対応した?

LINEの使用に年齢制限はあるの?

LINE公式では2020年1月から青少年保護の目的で、利用推奨年齢を12歳からに引き上げを行いました

利用推奨であって義務ではありません。そのため、12歳に満たない小学生もLINEを使用している子がいても特に問題はありません。

小学生のLINE事情はどんなもの?

インターネットやSNSに関するリテラシーは必須になりはじめているので、どの段階で子供を実践の場に立たせるか。そこは保護者の考え方に違いが出てきますよね。

わが家は小学校低学年のうちにLINEを使用しました。しかし、1年も経たないうちにLINEを使うことはなくなりました。

LINEを使う小学生を親目線で見るとあまりメリットは感じられませんでした

(発達グレーの娘には、ネットワークに関するリテラシーを学ばせるには早すぎました。)

それでも、子供同士LINEを追加しないと仲間に入れないなどルールがあるそうで、LINEを続ける子もいます。

小学生のLINEトラブルはどんなもの?いじめと関係がある?

小さい子供のお友達

実際に小学校低学年がLINEを使用していた1年弱、様々なトラブルに巻き込まれました。

そこまで監視するの!?と疑問に思う方も多いと思います。

LINEは12歳以上からの使用が推奨されているので、それまではしっかりと保護者の監視下で使用させる義務があるのではないかと考えたのが理由です。

ここからは実際に起きたトラブルと、実際に保護者の監視下でLINEを使用しようと試みたわが家の解決策をまとめました。

小学生のLINEトラブル1:友だちに追加するかしないかで揉める

友だちに追加

まず最初に、『〇〇ちゃんがLINE友だち追加してくれない』と言うトラブルが発生しました。

小学生には友だちに追加するタイミングや断り方など学ぶ前の段階なので、友だちに追加するまでも一苦労です。

わが家の解決策

LINEは連絡手段であって、実際の友だち全員がLINEを使っていないことを教育する

小学生のLINEトラブル2:LINEグループでいじめや暴言、仲間外れがはじまる

LINEで暴言や仲間外れがはじまる

さて、ようやくLINEで友だちとつながることができました。

小学生のLINEがこの後どうなるか、まったく想像していませんでした。

どんどんLINEグループができます。同じ友だちと重複したメンバーのグループがいくつも。

違いは何か尋ねると、どのグループも何人かが欠けるように作られています。

学校で喧嘩をすると、相手のいないグループLINEに悪口を送る。そこから少しづつ仲間外れが始まっていました。

まだ小学生なので仲間外れも時間と共に解消されていましたが、一歩間違えればオオゴトです。

わが家の解決策

毎日19時にはスマホを預かり、一緒にLINEを確認する時間を作る。

小学生にふさわしくない内容のトークルームがあれば、子供と話し合ってそれ以上メッセージのやりとりに関わらないよう注意しました。

楽しいことがあればその内容についても話せるので、この時間は良いコミュニケーション時間になりました。

小学生のLINEトラブル3:スタンプ一つで喧嘩が始まる

スタンプ一つでもめる

小学生が使うLINEはおもちゃの延長です。

自分と友だちのスタンプの表情の受け取り方が違う。

そこから喧嘩に発展するなんて日常茶飯事です。

LINEのスタンプ一つを凶器に変えられる小学生。スタンプまで監視が必要だなんて・・・!!

わが家の解決策

使用しているスタンプは常に把握しておく。

友だちのスタンプで気になるものがあれば見せてもらい、ニュアンスの感じ取り方を伝える。

小学生のLINEトラブル4:既読無視・未読無視に振り回される

漢字検定8級レベルの小学校低学年。それでも既読・未読ははっきりと読めます。

大人からすると大した問題でもないことを、小学生はこの世の終わりかと言うくらい本気で悩みます。

このLINEの既読無視・未読無視の問題を気にするあまり宿題が手につかないこともありました。

わが家の解決策

LINEは連絡手段の一つであることを繰り返し伝える。

感情が関係すること(嬉しい・楽しい・ありがとう・怖い・いやだ)は文字にしないで、きちんと相手の顔を見て伝えることの重要性を伝える

小学生のLINEトラブル5:遊ぶ約束が難しくなる

公立小学校に通う娘。公立小学校なのでお友達はみんな同じ学区の近所の子。

パパ・ママ世代は学校で遊ぶ約束をして、一度帰ってから待ち合わせ場所へ向かうことが普通でした。

しかし、LINEを使う今の小学生はその方法での遊ぶ約束ができないんです。

遊べそうならLINEする、LINEが来たから遊びに行く、など。

LINEに振り回された生活になってしまいました。

カメーヌ
カメーヌ

駅に黒板があって、待ち合わせの時間に友だちが集まらないとメッセージ書いて移動しましたよね?(昭和生まれ@横浜市)

わが家の解決策

遊ぶ約束はLINEを使ってはいけないルールにする

小学生のLINEトラブル6:LINEで勝手に動画を投稿していた

LINE VOOMと呼ばれる動画投稿・閲覧機能を使い、ダンス動画を投稿していた娘。

幸いなことにボケボケで何が写っているかわからない動画&自宅内で撮影されていたため

個人情報を特定されることはなく、動画を削除するだけで済んだ今回。

個人情報が特定される情報をアップロードしていたと考えるとゾッとします。

動画投稿をする大きなデメリットとして

  • 個人情報が特定されてしまう
  • デジタルタトゥーとして一生残ってしまう

上記2点がありますよね。

わが家の解決策

LINEやインターネットに投稿する情報は削除できない(他の場所に保存されているかも)ことを伝える

LINEからの設定で、動画の自動再生をOFFにすることで動画を目にする機会を減らし

動画そのものから興味を反らすよう配慮しました。

LINEに代わるベストな代替手段は?

LINE使用を継続するためのルールも決めていました。

それでも小学校低学年の子供がLINEを使うことはデメリットの方がはるかに大きかったと感じています。

わが家は登録された番号とGPS機能しか付いていないキッズスマホに変更することでLINE問題から解放されることができました。

それでも、キッズスマホは制限が多すぎて子供は満足していないよう。通話料も毎回それなりに取られますし、キッズスマホもあまりお勧めできません。

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通話も気にすることなく、子供が少し成長しても長く使える、こちらのスマホを見つけたので早速変更してみようと思います。

小学生のLINEは怖い。暴言やいじめ、仲間外れ。わが家が経験したLINEトラブルと解決策まとめ

格安SIMが普及する今、安易にLINEを使わせて子供をトラブルに巻き込んでしまったわが家。

連絡手段の代替手段としてキッズスマホを持たせることでLINE問題からは解放されました。反面、子供の満足度はイマイチです。

もう少し調べれば子供向けに機能が制限された素晴らしいスマホが出ていたので、一度試してみようと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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