子育て中のパパ、ママ、お疲れ様です!
保育園の4月入園が決まった。あとは復帰日を決めるだけ。
そのとき、復帰日を1日間違えるだけで数万円損することを知っていますか?
筆者は4月25日に復帰して、その月の手取りがマイナスになりました。
この記事では、復帰日を誤って経済的に失敗した筆者が「なぜ5月1日がお得なのか」を具体的な金額と一緒にお伝えします。
結論:育休復帰は「翌月1日(5月1日)」が一番お得
保育園が4月入園なら、育休からの復帰は5月1日がベストです。
理由はシンプル。社会保険料(健康保険料+厚生年金保険料)は日割り計算されず、月単位で1ヶ月分まるごと請求されるからです。
たった数日の違いで、1ヶ月分の社会保険料がまるっと浮きます。
月収20万円の場合、社会保険料は約4.5〜5万円/月。これが丸々節約できるか・できないかの差です。
4月復帰で失敗した筆者の実話
筆者は「1日でも早く復帰した方がいい」と何も考えずに4月25日に復帰することを選びました。
その月の給与明細を見てびっくり。給与収入よりも社会保険料の方が高くなり、手取りがマイナスになりました。
時短勤務で4月25日〜30日の6日分しか給与が出ないのに、社会保険料は4月分が満額請求。
会社に不足分を支払ったくらいです。
社会保険料の仕組み、もう少し詳しく
育休中は社会保険料が全額免除されています。この免除が終わるのは「育休が終了する月の末日」までです。
| 復帰日 | 4月分の社会保険料 | 5月分の社会保険料 |
|---|---|---|
| 4月1日〜4月30日のいずれか | 支払い発生(1ヶ月分) | 支払い発生 |
| 5月1日 | 免除のまま | 支払い発生 |
つまり、4月中に1日でも復帰すると4月分は満額請求されます。4月30日に復帰しても、4月25日に復帰しても、払う社会保険料は同じです。
どうせ同じ額を払うなら、4月いっぱい育休手当をもらいながら5月1日に復帰するのが断然お得です。
「5月1日復帰」は保育園の利用条件を満たせる
多くの自治体では、「保育園入所月の翌月1日までに復職」 が認可保育園の継続利用条件とされています。
4月入園なら → 5月1日までに復職していればOK
つまり5月1日復帰は、ギリギリですが条件を満たします。
ただし自治体によって期限が異なるので、必ずお住まいの市区町村に確認してください。
6月復帰・月途中復帰はどうなる?
「慣らし保育が長引いて5月1日に間に合わない…」という場合もありますよね。
6月1日復帰の場合 4月分・5月分ともに社会保険料が免除のまま。
5月1日よりもさらに1ヶ月お得です。ただし保育園の利用継続条件を確認した上で、会社と相談が必要です。
月途中(例:5月15日)復帰の場合 5月分の社会保険料は1ヶ月分まるごと請求されます。5月1日も5月15日も支払額は同じなので、月途中に復帰するなら月初(1日)の方が給与を余分にもらえる分だけお得です。
具体的な金額シミュレーション

具体的にどうなるか、金額を例にしてご説明しますね。
社会保険料の基本
日本の社会保険料は、健康保険と厚生年金保険から構成されています。
2024年の健康保険料率は約9.15%、厚生年金保険料率は約18.3%です(具体的な率は地域や加入している保険組合によって異なる場合があります)。
例えば、月収20万円の方の例で見てみましょう。
| 復帰日 | 日数 | 日割り給与 | 社会保険料 | 手取り額 |
|---|---|---|---|---|
| 4月1日 | 30日 | 200,000円 | 56,560円 | 143,440円 |
| 4月15日 | 16日 | 106,667円 | 56,560円 | 50,107円 |
| 4月25日 | 6日 | 40,000円 | 56,560円 | -16,560円 |
| 5月1日 | 31日 | 200,000円 | 56,560円 | 143,440円 |
🔸 4月15日復帰の実働:約8日間
🔸 4月25日復帰の実働:約6日間 ←筆者が選んだ一番最悪なケース
🔸 5月の実働:約20日間
1日でも早く復帰した方がいい、と何も考えずに選択をした筆者の大きなミスです。
社会保険料の納付以外にも、3歳未満なので満額の保育料も発生していました。
育休延長したい場合の2026年最新情報

「もう少し延長したい」という場合、2025年4月から制度が変わっています。
以前は「保育所等の入所ができない旨の通知書(不承諾通知書)」があれば育休の延長が認められていましたが、2025年4月以降は審査が厳格化されました。
具体的には
「育休延長のために保育園を意図的に辞退・わざと落ちる」という方法は、2025年4月以降は通用しにくくなっています。延長を希望する方は、正規の手続きで動くことが必要です。
復帰日を5月1日にするための、会社への相談タイミング
「5月1日に復帰したいんですが…」と会社に言いにくい、と感じる方もいますよね。でも、これは制度上何もやましいことではありません。
理想のタイミング:保育園内定が出たらすぐ(1〜2月中)
保育園内定は1〜2月頃に届きます。内定を確認したら、速やかに上司か人事に連絡を入れましょう。
会社への伝え方の例:
「保育園の4月入園が決まりました。社会保険料の関係で5月1日からの復帰を希望しているのですが、ご相談させていただけますでしょうか。」
「社会保険料の関係で」と一言添えるだけで、経済的な理由として理解してもらいやすくなります。
5月1日復帰前にやっておくこと

慌ただしい4月に余裕を持って動くために、やっておくことリストです。
保育園関係

慣らし保育は子供により長さがバラバラ。長女は1ヶ月かかり、次女は1週間で終わりました。
会社関係

お休みをありがとう、と言う感謝の気持ちで復帰するのが円満。これに限ります。
生活まわり
時短勤務で復帰する場合:社会保険料をさらに下げる方法
時短勤務で給与が育休前より下がった場合、「育児休業等終了時改定」という制度を使うと復帰後の社会保険料を抑えられます。
復帰後3ヶ月間の平均給与をもとに、4ヶ月目以降の標準報酬月額(社会保険料の計算基準)を再計算してもらえる制度です。
ただし、社会保険料が下がると将来の年金額も下がること、出産手当金の計算にも影響することがあるので、次の出産を考えている方は会社の担当者や社労士に確認してから申請することをおすすめします。
まとめ

復帰前の準備が整えば、4月の慣らし保育期間を子供との時間として大切に過ごせます。がんばるママ・パパを応援しています!


