4月から保育園入園!おめでとうございます。
新しい環境に子どもを送り出すのは嬉しい反面、「実際どんな流れで進むの?」「仕事復帰までのスケジュールはどう組めばいいの?」と不安を抱えているパパ・ママも多いのではないでしょうか。
私もウン年前、長女を保育園に入れたとき、入園から仕事復帰までの道のりがこんなに長く複雑だとは思っていませんでした。
「入園したらすぐ仕事復帰できる」と思っていた私は、現実とのギャップに驚いたものです。
そこで今回は、保育園入園から仕事復帰までの流れを、実体験を基に詳しく解説します。
これから保育園デビューするあなたの不安を少しでも和らげられれば幸いです。
★この記事のおすすめスケジュール★
復帰予定日は5月1日として調整に入る
早めに慣らし保育が終わっても第一は子供のケア、次に自分の生活リズムを整える
あわよくば4月の最終週にネイルサロンと美容院に行ければラッキー♪
2. 入園から仕事復帰までのスケジュール

ここからは具体的なスケジュールと、筆者が思ったより復帰までに時間が取られてしまったポイントをお伝えします。
① 入園式(4月初旬・平日)
保育園の入園式は、ほとんどが平日に行われます。
日程は3月中旬ごろに保育園から通知されるので、事前にパパは事前に休暇申請をしておきましょう!
保育園・幼稚園入園式の服装と持ち物

入園式では、園長先生の挨拶や担任の紹介などがあります。
この日に慣らし保育のスケジュールが伝えられることが多いので、必ずメモを取っておきましょう。
筆者の失敗談
保育園の入園式、時間は1時間程度の簡易的なものだろう、と甘く見てカジュアルすぎる服装で出席。
周りのご家族はフォーマルな服装で準備をしていました。
地域や保育園によって異なりますが、横浜市では「オフィスカジュアル」程度が主流です。
第一印象が「あのご家庭はちょっと・・・」と言った、ネガティブイメージになってしまうと
その後の子供同士の友達関係のスタートがマイナスになってしまうので注意が必要です。
周囲の失敗談
逆にビシッとキメすぎ、ハイブランドで身を固めすぎたママもまたネガティブな印象を持たれ、マイナススタートになっていましたよ。
② 慣らし保育(2週間~1か月)
慣らし保育は、子どもが保育園に慣れるための大切な期間です。
最初は1〜2時間からスタートし、徐々に時間を延長していきます。
筆者が経験した慣らし保育の流れ

ただし、これはあくまで目安。
子どもの様子を見ながら進めるため、予定通りに終わらないケースもあります。特に初めての集団生活では、泣いたり体調を崩したりして、慣らし保育が予定より長引くこともあるのです。
筆者の失敗談
一人目はとにかく慣らし保育期間が長かった筆者。二人目は姉と同じ保育園で泣くこともなく、スムーズに慣らし保育を終えることができました。
しかしあまりにも早く長時間預けすぎたのか、保育園開始3週目には発熱で1週間お休みする事態に。
4月いっぱい使って慣らしてあげれば良かったと本当に後悔しています。
※その時の長男は既に小学生の生意気なガキ大将です。
③ フルタイム預かり開始(4月中旬・下旬~)
慣らし保育が終わると、いよいよフルタイム預かりがスタート!
この時点で初めて、仕事復帰に向けた本格的な準備が始められます。
多くの方が4月下旬から5月上旬にかけてフルタイム預かりへ移行しますが、子どもの状況によっては5月中旬や下旬になることもあります。
記事の最初でもお伝えしましたが、筆者のおすすめは5月1日の職場復帰です。
筆者の失敗談
職場復帰したら、通勤時間や仕事中、一人になる時間が捻出できると考えていた筆者。
実際は通勤中も仕事のこと、保育園の送迎や学校のPTAなど目が回るほど忙しくなってしまいました。
可能であれば職場復帰を控えたパパさん、ママさん。
4月後半の一日だけで良いので、美容院やネイルサロンに行ってお茶をして、のんびりできる日を作ってください!!
きっと、ここで取れた休みがその年の活力になるので!!
3. フルタイム開始後に起こりがちなトラブル
慣らし保育を終えて一安心…と思いきや、フルタイム預かりが始まると新たな課題が出てきます。
① 朝のお仕度が大変(着替え、持ち物準備、行きたくないと泣く)
「朝の支度が間に合わない!」これは多くの保育園ママ・パパの悩みです。
朝の時短テクニック
② いざ預けようとすると泣く!別れ際のギャン泣き問題
「ママ、行かないで~!」と泣かれると、心が折れそうになりますよね。でも、これは子どもの成長過程では自然なこと。
別れ際の泣き対策

実は、多くの子どもは親が見えなくなるとすぐに泣き止むことが多いです。
先生に確認してみると意外と元気に遊んでいることがほとんど。
心配しすぎは損ですよ!
筆者の失敗談
第一子と離れることが辛く、保育園に送った後何度も泣いていたんです。その様子を娘は察知して、慣らし保育が最大限に伸びてしまったんです。
保育園は楽しいところ!と親も理解をすることが重要です。
③ 発熱で呼び出し!お迎え要請が頻発
保育園生活が始まると、子どもは様々な病気をもらってきます。
特に最初の数ヶ月は免疫がついていないため、頻繁に体調を崩すことも。
月齢が低いうちは室温の高さや着ているもの由来の「こもり熱」での呼び出しも相当多いんです。
発熱時のお迎え要請コール対策

わが家は何度も話し合いをした結果、お迎えはママ固定。ママがお迎え要請コール時に最速・最短で用事を済ませられるよう事前にプランができています。
④ 仕事復帰のスケジュールは予定通りにいかない!
「●月●日から復帰予定」と職場に伝えていても、子どもの体調や保育園の状況によって予定通りにいかないことがあります。
私の周りでも、「復帰予定日の前日に子どもが発熱」「慣らし保育が予定より2週間長引いた」というケースは少なくありません。
4. 仕事復帰の計画を立てる際のポイント

① 復帰直後は在宅勤務や時短勤務を活用できるか確認
会社の制度によっては、在宅勤務や時短勤務を活用できる場合があります。
特に復帰直後の不安定な時期は、こうした制度を利用できるか確認しておくとよいでしょう。

筆者は第一子出産時に在籍していた会社の理解が得られず、
パパ・実父母の協力も頼りにならなかったため、思い切って保育園決定から慣らし保育期間が完了するまでに転職をしました。
一人で仕事している時と同じように仕事ができないことを十分に理解しておくことが必要です。
② 「もしもの時」のために頼れるサポートを探しておく
子どもの急な発熱や体調不良に備えて、以下のサポート体制を事前に確認しておきましょう。
③余裕を持ったスケジュールで時間と心に余裕を!
この日までに慣らし保育を終えて、この日から復帰する!なんてしっかりと立てた予定が
そのまま実行できる人はあまり多くはありません。
慣らし保育が終わった後、もし余裕があればパパ・ママのリフレッシュ時間を確保してみてください。
④1日でも半日でも、自分のエネルギーをチャージする日をつくる!
慣らし保育が思ったより長引いたり、保育園は慣れたけど体調を崩したりとうまくいかない4月。
自分ではそう感じていなくても、パパ・ママのイライラが子供への追加ストレスになることも。
難しいことは承知です。是非、4月中に一度、エネルギーチャージの日を設けてください!
5. 育休明けママ・パパのやって良かった準備することまとめ
保育園入園から仕事復帰までは、自分で考える通りには進まないことが基本と考えて。
以下のポイントを押さえて、余裕をもった計画を立てましょう。
何よりも大切なのは、「予定通りにいかなくても大丈夫」という心構えです。
子どもの保育園生活が軌道に乗るまでには時間がかかりますが、必ず慣れる日が来ます。
焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。
皆さんの保育園生活が、子どもにとっても親にとっても素敵なものになりますように!