【実例付き】フレネミーママ友の見極め方と対処法7つ|トラブル回避するためにどうする?

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あなたの周りにも、表面上は親しそうに振る舞いながら、実は陰で嫌がらせをしたり、足を引っ張ったりする「フレネミー」なママ友はいませんか?

フレネミーとは「Friend(友達)」と「Enemy(敵)」を組み合わせた造語で、友人の顔をしながら実際は敵のような行動を取る人のことを指します。

特にママ友関係では、子どもを通じた繋がりもあり、簡単に関係を断ち切ることができないため悩みますよね。

この記事では、実際にあったフレネミーママ友の具体例を挙げながら、タイプ別の見極め方と効果的な対処法をご紹介します。

フレネミーママ友とは?基本的な特徴

「フレンド」要素を持っているからこそ、「この人フレネミーだ!」と確信が持てるまでにはかなりの時間がかかります。

  • 表面上は親しく接してくる
  • 二人でいる時と集団の中での態度が極端に違う
  • 他人の情報を収集して第三者に流す
  • マウントを取りたがる
  • 困った時だけ頼ってくるが、逆に頼られると逃げる
  • 「あなたのため」「誰かのため」という言葉をよく使う

【実例で学ぶ】フレネミーママ友のタイプ別対処法

実際に筆者が体験したことやYahoo知恵袋や体験談で報告されたフレネミーママ友の事例を基に、タイプ別の対処法をご紹介します。

フレネミータイプ1:情報収集・拡散型フレネミー

フレネミータイプ1:情報収集・拡散型フレネミー

【実例】プライベート情報の拡散被害

幼稚園で、過去にグラビアモデルをしていたことを信頼できると思った1人のママ友にだけ話したところ、そのママ友が昔の写真を発掘してLINEで拡散。

クラス替え後に全く知らないママから「昔アイドルだったんでしょ?」と大勢の前で言われ、人間不信になったという事例があります。

【特徴】

  • 個人的な情報を詳しく聞きたがる
  • 「誰にも言わないから」と前置きして情報を聞き出す
  • 他のママの噂話をよくしている
  • 情報通として振る舞いたがる

【対処法】

  • 個人的な情報は絶対に話さない
  • 質問されても「プライベートなことなので」とはっきり断る
  • 相手の噂話には参加しない
  • 「そうなんですね」で話を流す
  • 必要最小限の関係に留める

この手のママは、自分が握っていた情報に興味を持たれないことを嫌います。

情報を聞いたことすら忘れさせるほど、無関心を貫き通すことが相手へのダメージ大です。

タイプ2:お受験マウント型フレネミー

タイプ2:お受験マウント型フレネミー

【実例】受験情報の裏切り

長男の国立小学校受験時。保育園で小学校受験をする家庭は多くないので受験することは伏せていました。

もちろん仲の良いママ友にもマウントを取るようで嫌なので伏せていました。

それでも子供たちの間で話が漏れてしまったようで、祖母が保育園お迎えの日を狙って「受験するって本当ですか?」「どこ小学校受験ですか?」「滑り止めはどこですか?」と祖母に向けて質問三昧。

次に会った時に「受験するんだ!すごーい!」なんて声をかけてきたママ友。本人のいないところでは「一番色々な経験をさせてあげる大切な時期に受験なんてかわいそう。」「自分で考えることができない大人になるよ」と酷いことを拡散されてしまいました。

【特徴】

  • 受験や教育の話を頻繁に持ち出す
  • 話したがらない人は相手を変えて情報を聞き出す
  • 他の子どもと比較したがる
  • 集団の前と二人の時で態度が違う
  • 他人の失敗を喜ぶような発言をする

【対処法】

  • 受験や成績の詳細は絶対に話さない。関係者の間で徹底する。
  • 「うちはうち、よそはよそ」の精神を貫く
  • 集団の場では当たり障りのない会話に留める
  • 子どもの前での発言には特に注意する

自分の育児方針があることは良いことです。子供を素敵に育てるモットーを持っている人なんてなおさらです。

だけどそれより立派な育児モットーを持っている人を許せないのがこのタイプのフレネミーママ。

育児方針に関することは伝えず、何を言われても「うちはうち、よそはよそ」を徹底してフェードアウトしていくことがベストです。

タイプ3:都合の良い時だけ利用型フレネミー

タイプ3:都合の良い時だけ利用型フレネミー

【実例】一方的な依存関係

自分に悩みや相談がある時は時間や曜日を問わず連絡してきて、様々なアドバイスを求めてくるのに、逆に頼まれた時には「ごめんね。力になりたいんだけど私には難しい。涙」と即座に断ってくる。

綺麗でサバサバした人だったので仲良くしていたが、完全に一方的な関係だったという事例です。

【特徴】

  • 自分の都合の良い時だけ連絡してくる
  • 相談事は長時間にわたって話す
  • 逆に頼まれるとすぐに断る理由を見つける
  • 「忙しくて」が口癖だが、自分の用事の時は時間を作る

【対処法】

  • 相手のペースに巻き込まれない
  • 相談を受けた時は時間を区切る
  • 「今は忙しいので」と断る勇気を持つ
  • ギブアンドテイクの関係を意識する
  • 一方的な関係だと感じたら距離を置く

自分を犠牲にしても人に尽くしてあげるタイプの優しいママが被害にあうのがこの利用型フレネミーママ。

相手の時間だけではなく「車乗せてよ!」など、自己都合で図々しいんです。

ギブアンドテイクの関係を意識すると、過剰に安請け合いをすることを避けられます。

タイプ4:金銭的マウント型フレネミー

タイプ4:金銭的マウント型フレネミー

【実例】お金による優越感の押し付け

「うちBちゃんと仲良くてさ。Bちゃん家には車がないから、毎週末うちが車出して遊びに連れていってあげてるんだよね」

車を持っていないと言うBちゃん家のプライベートな情報と、連れていって「あげて」いると言う上から目線のこの言葉。

一見フレンド要素が強いこのママですが、実際は超エネミー。世話好きを装って金銭的な優越感を押し付けてくるんです。

「娘のサイズアウトした服、全部1回しか着てないファミリアなんだけど、Bちゃんに似合うと思って全部あげたんだ。ほら、今日着てるのも娘の服だよ!」

黙っていれば面倒見の良いママ、自分から第三者に言いふらすから「恩着せがましく金銭的にマウントを取るママ」になるんです。

【特徴】

  • 他人の経済状況を探ろうとする
  • 「もったいない」「安っぽい」などの発言が多い
  • 面倒見がいいね、姉御肌だね、の言葉を生きがいにしている
  • 自分のした良いことを自分から言って回る

【対処法】

  • 経済状況に関する話題は避ける
  • 相手の自慢話は適当に聞き流す
  • 価値観の違いを認め、深入りしない
  • 親切としてやっている行動には裏があることを理解する

フレンド要素をアピールしてくるので一番気が付きにくいのがこのタイプのフレネミーかもしれません。

「ねぇ?何か幸せじゃないの?大丈夫?相談に乗るよ?」私は幸せだけど!と、優越感をねじ伏せるような言葉一つで相手は簡単にフェードアウトしてくれます。

タイプ5:二面性操作型フレネミー

タイプ5:二面性操作型フレネミー

【実例】悲劇のヒロイン演技

仲の良いママ友の間で「Aちゃんはうちの子にこんなひどいことをした!」と悪口を言いまくるKくんママ。

大変だね、辛かったね、と聞いてあげていました。

ある時偶然KくんママとAちゃんママが話している場面を目撃。盗み聞きするわけではないのですが、「信頼するAちゃんママに相談なんだけど、Cちゃんにこんなひどいことをされた!」とまた別の子の悪口を言っていました。

その時々に自分が悲劇のヒロインになって同情を買うことで相手と仲良くなろうとするタイプですね。

【特徴】

  • 相手によって全く違う顔を見せる
  • 自分を被害者として演出するのが上手い
  • 他人を悪者にして自分の立場を良くしようとする
  • 相手をヨイショする力はピカイチ

【対処法】

  • 相手の話をそのまま信じない
  • 複数の人から情報を集めて判断する
  • 巻き込まれないよう中立の立場を保つ
  • 相手の悪口には参加しない
  • 必要に応じて証拠を残しておく

悪口でしか話題が続かないエネミー要素が強いタイプ。

悪口に乗っかられてなんぼなので、悪口に乗らなければ話も関係もおしまいです。

たとえ自分のいない場所で悪口を言われていたとしても無視でOKです。

タイプ6:競争・張り合い型フレネミー

タイプ6:競争・張り合い型フレネミー

【実例】何でも真似して張り合ってくる

気になるジュエリーがあると世間話をしたらそのジュエリーを手に入れる、

今度の運動会は家族全員どこのブランドでリンクコーデしたいな、と希望を話したら話したブランドでリンクコーデしてくる、

何の習い事を始めたと伝えたところ、同じ習い事に参加してきた等。

よくまぁそんな余裕ありますね、と言う真似っぷり。真似するだけならまだしも、なぜか張り合ってくるのが張り合い型フレネミーママです。

【特徴】

  • 他人の行動や決断を真似したがる
  • 常に競争心を露わにする
  • 自分の方が上だとアピールしたがる
  • 相手の幸せを素直に喜べない

【対処法】

  • 重要な決断や変化は報告を控える
  • 相手の競争心を煽らないよう注意する
  • 「それぞれ違って良い」というスタンスを保つ
  • 距離を置いて冷静に関係を見直す
  • 必要以上に親密になりすぎない

どんな些細な世間話でも拾うのがこのフレネミー。

一番重要な対処法は「情報を与えない」と言うことでしょう。挨拶だけしてスルーしてしまいましょう。

タイプ7:コントロール支配型フレネミー

タイプ7:コントロール支配型フレネミー

【実例】「あなたのため」という支配

「あなたが心配」「あなたのためを思って」を口癖に、実際は自分の都合で相手をコントロールしようとするママ。

「そのママ友グループ、悪口ばかりで評判悪いから抜けた方がいいよ!」とCちゃんママに忠告してきたママ友X。

優しく親身になって考えてくれている口ぶりなのでグループをやんわりフェードアウトしてみたそう。

その後、なぜかママ友Xが元のグループに加わり「Cちゃんママがが〇〇さんの悪口言ってたよ!」など、適当な噂話を持ち掛けてママ友グループ対Cちゃんママの敵対関係を生んでしまいました。

【特徴】

  • 「あなたのため」という言葉をよく使う
  • 相手の行動や判断に口出ししたがる
  • 自分の意見を押し付けてくる
  • 断ると不機嫌になったり、罪悪感を煽ったりする

【対処法】

  • 「ありがとう、でも大丈夫です」ときっぱり断る
  • 自分の判断を大切にする
  • 相手のペースに巻き込まれない
  • 罪悪感を感じる必要がないことを理解する
  • 必要に応じて第三者に相談する

無意識に自分より楽しそう、充実していそうな人を蹴落とそうとしてしまうのがこのタイプのフレネミーママ。

このタイプのママの「あたなのため」の言葉を守らないと烈火のごとく怒ってくるんですよね。

「ああ!そういう意見もあるんだね!」と相手の意見に同調している風に見せかけて、とにかくその場を離れることがベスト。

酷いようならママ友ではなく保育園や学校の先生に相談することもありなのかもしれないですね。

フレネミーママ友に遭遇した時の基本対処法

何かお付き合いがしにくい、悪い顔をされたことはないけれど嫌な思い出があるな・・・など、少しでも気になるママ友がいた時是非立ち止まって考えて欲しいです。

筆者はフレンドとエネミーの二面性のうち、フレンドの面だけお付き合いができれば良しとしていました。

フレネミーママのタイプ別ですが、筆者の場合、自分のいない場所で良くない噂話をされていたことがわかり徐々に疎遠になるよう持っていきました。

1. 早期発見・早期対処

フレンドの顔を持つエネミーなので、なかなか気が付きにくいフレネミーママ。

これってフレネミーじゃないの?と感じたら、早めに対処することが重要です。

関係が深くなってからでは、対応が難しくなってしまいます。

2. 情報の再認識

個人的な情報、特に以下の内容は絶対に話さないよう注意しましょう。

  • 家庭の経済状況
  • 夫婦間の問題
  • 子どもの成績や受験情報
  • 過去の経歴や秘密

フレネミーママは自分を人より上の立場に位置付けたいために、ありとあらゆる手段を使ってきます。

普通のママ友とはただの情報交換で終わる会話も、フレネミーママの餌になりかねないです。

3. 距離感の調整

  • 必要最小限の関係に留める
  • プライベートな付き合いは避ける
  • 子ども同士の関係に影響しない範囲で距離を置く

関係を完全にシャットアウトできたら一番ですが、子供同士の関係がある以上ブチっと関係を切るわけにはいきません。

挨拶と必要最低限の会話に留め、相手が自分に興味を持たないように情報を調整します。

4. 記録を残す

問題のある発言や行動があった場合は、日時と内容を記録しておくことで後々の対処に役立ちます。

5. 第三者への相談

一人で抱え込まず、信頼できる人や専門家に相談することも大切です。

ここで注意をしておきたいことは、決してママ友にフレネミーママの相談をしないことです。

自分は相談したつもりでも、相談した相手のママ友には相談主がフレネミーに捉えられてしまうかもしれないですからね。

まとめ:健全なママ友関係を築くために|フレネミーママはどうなる?

フレネミーママ友との関係は、精神的に大きな負担です。

大切なのは、早期に見極めて適切な距離感を保つことです。

すべてのママ友がフレネミーではありません。多くの方は良好な関係を築ける相手です。

しかし、中には注意が必要な相手もいることを理解し、自分と子どもを守るための知識と対処法を身につけておくことが重要です。

フレネミーママはどうなる!?

筆者の周りに金銭的マウント型二面性操作型の中間のようなフレネミーママが居ます。
自分は〇〇〇(大手メーカー)で働いていることが自慢、車は某人気車種。毎週末レジャーを楽しむことが自慢のママさん。
すぐにイベントを計画したがるのですが、必ず誰かを仲間外れにして楽しむエネミー加減。
どうなったと思いますか?
このフレネミーママ、娘さんまでフレネミー気質が爆発してしまい、小学校ではママと娘揃って 一人ぼっち なんです。


人を育てる親としてエネミー部分は出してはいけないんだ、と改めてわかった出来事でした。

長くなりましたが、この記事を読んでくださったあなたがフレネミーママから上手く逃げられるように願っています!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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